生きるとか仕事とか自意識とか

年齢を重ね経験が増える一方で、常識や固定観念に縛られていく。日々小さな気づきで少しずつでも成長したい。自分なりの「生きる」を見つけるための道。

気付いた時には自分の嫌いだった『上司』や『先輩』と同じことを言ってしまう


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新入社員の時。

新入生の時。

新しい環境に入った時。

 

 

右も左もわからず、

あたふたしたこと

覚えていますか?

 

 

徐々に記憶は薄れていきます。

 

 

人は過去を美化します。

 

 

当時あんなにもボコボコに怒られていたのに、

今できるようになった自分を思うと、

なんだか最初の怒られていた記憶も、

少し改ざんされ、

結構できていたような感覚に陥ります。

 

 

私も新入社員の頃は

めためたに怒られていた一人でしたよ。

 

 

なんなら同行した上司に

運転の仕方や、

道を覚えられないことで

怒られていました。

 

 

今でもたまに思い出してイラつきます。笑

 

 

『道なんか知ってるだけで

 偉そうにしやがって。

 そりゃぁ何回もきてれば覚えるだろうよ。』

 

 

って思ってました。

なんならナビ使うから、

放っておいてくれって思ってました。

 

 

叱っても慕われる上司ほめても嫌われる上司

 

 

そんなのも最初の1ヶ月くらいで、

数ヶ月する頃には大まかな道は

だいたい理解していました。

 

 

そして教える立場になって

同行しているとどう思うか。

 

 

『なんでこんな道を覚えられないんだろう?』

 

『自分はもう少しわかっていた。』

 

 

なんてことを無責任に思い出すのです。笑

 

 

しかも2週間程度しか

その辺りの道を走ったことのない人に。。

 

 

自分はもう少しわかっていたというのも、

完全にうぬぼれだと思います・・。

 

 

要するにあの時きっと上司が

思っていたであろう通りに、

同じことを考え、

同じようなことを言ってしまっているのです。

 

 

あの忌み嫌っていた上司と同じように。

 

 

知識や経験が増えるということは

素晴らしいことです。

 

 

しかし、それと同時に

初心者の目線というのも

どうしてもわからなくなるものです。

 

 

ましてやそれを

少しでも理解できていなければ、

完全に嫌われる上司・先輩の

完成です。

 

 

わからない人の気持ちを

完璧にわかる必要はありません。

 

 

しかし、

 

・わからない人がいるということ。

・自分も例外なく大差のない

 同じような道を通ってきているということ。

・わからないということを理解するよう努めること。

・分かる人の簡単は、ある程度の基礎知識に

 基づくものでそれがない人には

 理解は非常に難しい。

 

 

これらのことを脳の片隅に

おいておく必要があります。

 

 

それらを忘れた途端に、

あなたは私と同様に愚かな先輩や上司に

なっていることでしょう。

 

 

叱っても慕われる上司ほめても嫌われる上司

 

 

 


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