スピーチといっても本当に一言なんです。
優秀社員賞なるものを受賞した際の話。
僕の受賞した社員賞自体は中小企業なので
大したものではありません。
そこを自慢したいわけではないのです。
こういった機会が訪れた際は、
話そうと思っていたことがぼんやりありました。
それを実行したところ、
予想以上の効果がありました。
①感謝
②感謝
です。
入力ミスではないです。笑
他の方々は自分の受賞理由に謙遜などをしながら、
これからも頑張りますという話をします。
しかし私は的を絞って感謝を伝える場にしました。
打算的とは言いましたが、
根本的に感謝があることは間違いないです。
1人目は直属の先輩だった方で、
入社1年〜2年くらいつきっきりでやってくれた方です。
この人は気持ちの熱い人なんで、
こういう場で名前を出されれば喜んでくれるのは間違いないと
確信していました。
案の定酔っ払った後には
嬉しかったと感謝を告げられました。
2人目がポイントです。
2人目はうちの会社では軽視されがちな、
内勤の方々への感謝と、
こういった賞はモチベーションのやりばを
作りにくい内勤の方にこそあるべきという旨の話をしました。
一見自分の利益に遠そうな人を褒める事により、
言葉の重みは増します。
さらにはフォーカスされない仕事だからこそ、
それをいってもらえた人は結構嬉しかったそうです。
ここで偉めの上司に感謝を告げるということもありますが、
僕としては絶対にありえません。
権力にすり寄るような行為は、
周りから見て非常に寒いからです。
すると翌週から、
どうなったでしょうか。
今まで以上に内勤の方が積極的に
仕事をしてくださるようになりました。
ここではおそらく二つの効果が働いたのではないでしょうか。
①レッテル効果
→僕は内勤の方々に仕事ができる人たちで、
素晴らしい仕事をしているという
レッテルを貼りました。
そのレッテルがある為素晴らしい仕事を
するのが自分達であると暗示させる事に成功しました。
②ありがとうを先に伝えた
→今までの行動に対してという意味もありましたが、
今後の仕事に対してもありがとうを先に伝えました。
人は感謝を先に言われるとついお願いを受けてしまいやすく
なるそうです。
こんな文章を読んでくださっている方なら
そんなの当たり前とご存知だとは思います。
しかしこの当たり前が意外とみんなできないんです。
ついつい自分に酔ってしまうんですよね。
酔うのは全く問題ないんです。
でも表面に出す言葉はそれでは意味がない。
そんなに多くないチャンスなのだから、
誰かを喜ばせて味方にしちゃいましょ!
まぁ痩せるコーヒーでも飲んで、
明日に備えてください。
うまいことコーヒーに繋げられなかったけど、
そんなこともあります。
あっ!
痩せたらスーツが似合うようになりました。