これは以前読んでいた本(「つい」という本です!)で知った話です。
子供向けのキャラって基本的にもっと
爽やかで、親しみやすいデザインだったり、
アンパンマンやドラえもんのように丸を基調としていたりすることが常です。
指摘されるまで気づかなかったのですが、
マリオって子供向けキャラとしてはありえない
風貌なんですよね。笑
可愛くもない。
丸くもない。
髭おじさん。
もう意味わからないじゃないですか。
なぜあなたそんな子供に媚びないのかと。
とまぁ素人の私の思考はこんな感じです。
しかしこのデザインにも意味があったんですよね。
何かと言えば当初のマリオというゲームは右に行くゲームなんですよね。
でもそれを説明なんかしてくれない。
右に行けなんて言われてないんですよ。
でも自然と右に行ってしまう。
そのデザインの中の一つとして、
髭と帽子があるそうなんです。
髭があることでどちらに向いているかをよりわかりやすくする。
帽子も同じように向きを意識づけるためだそうです。
意味があったんですね。
髭と帽子。
僕らは消費者として何かを行うとき、
このような製作者側の意図を知らずになんとなく
自分で考えてそうしていると勘違いしています。
実際には製作者の洗練された意図に動かされているにも関わらずです。
悔しいけど、
生活の中は全てそんなものでできているはずなんです。
少しはそんな気づきを得られると、
なんかもっと人生が楽しくなりそうな気がします。
今日のおすすめ
難しい本かと思いきやそうでもないんですよね。
いろんな人のエピソードが詰まっています。
人生について考えるきっかけをくれた一冊でした。