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年齢を重ね経験が増える一方で、常識や固定観念に縛られていく。日々小さな気づきで少しずつでも成長したい。自分なりの「生きる」を見つけるための道。

【読書14】頭に来てもアホとは戦うな!


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頭に来てもアホとは戦うな! 

 

 

題名に惚れて

ついつい買ってしまいました。

 

 

田村耕太郎さん

私は知らなかったのですが、

元政治家の方だったんですね。

 

 

政治家の本と言われると、

なんとなく胡散臭いというか、

本当にただの偏見でしかないのですが、

そんな印象がどうしてもありました。笑

 

 

しかし、題名の力に惹かれましたね。

 

 

なんというか、

題名は飽くまで表層的な部分で、

本当に伝えたいのは

ざっくりいうと自分の愚かさに

早く気づかなければいけない

ということなんではないのかなぁ

と思いました。

 

 

それを田村耕太郎さんの経験に

基づいて語られているという印象です。

 

 

とんでもないエリート街道を

歩んでこられた方のようで、

志はもちろん高いのですが当時はプライドも高く、

割と苦労されて来たようです。

 

 

中でも印象的なエピソードを1つ。

 

 

選挙に出馬されたとき、

国民のために議員になろうと

しているのに、

何故頭を下げたり、

媚び諂わなければならないのか。

そんな思いがあったそうです。

 

 

しかし、そんな思いとは違って、

他の尊敬すべき先輩議員達は

しっかりと頭を下げていたそうです。

恐らく同じような思いをもっていた

はずなのに。

 

 

『政治家でないとできないこと。

 政治家としてやりたいことがあるから、

 政治家でいるために合法的な

 あらゆる手を尽くすべきだ。』

 

 

という言葉をその先輩議員は

田村さんに語ったそうです。

 

 

自分の意思を持って、

頭を下げたりしたくないと思い、

そういう態度をとらなかった、

田村さんも間違っていないと思います。

 

 

しかし、その先輩議員のように、

同じような意思を持ちながらも、

本当の目標のために、

小さなプライドは捨てる。

 

 

一見表面的に見れば後者の方が、

愚かに映るかもしれませんし、

プライドもないのかと、

揶揄されるかもしれません。

 

 

表面的に見ていれば、

私もそう思ってしまうと思います。

 

 

しかし、自分の人生をしっかりと

生きているのはどちらなのでしょうか。

 

 

自分の目標のために、

尽くしているのはどちらでしょうか。

 

 

最後に悔いのない人生を

送るのはどちらなのでしょうか。

 

 

本当にやらなければいけないことがあれば・・。

もしくは小さなプライドを守っているうちは、

本当にやらなければいけないことが

ないということなのかもしれません。

 

 

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

 

 


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