生きるとか仕事とか自意識とか

年齢を重ね経験が増える一方で、常識や固定観念に縛られていく。日々小さな気づきで少しずつでも成長したい。自分なりの「生きる」を見つけるための道。

29年。初めて話した「父親」という存在とよくわからない感情


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別に生き別れていたわけではありませんよ。

 

 

特別複雑な事情があったわけでもありませんし、

直接的に初めて話したわけではありません。

 

 

ただ本当の意味で会話をしたのが

多分ほぼ初めてだったんですよね。

 

 

父親が祖母の家の前に建ったホテルと戦っていたり、

奥さんと1年以上家庭内別居をしていること、

ご近所の昔お世話になったおじさんが徘徊を始めてしまったこと、

老後の生き方として防災士という生き方を考えていること。

姉が祖父母から200万以上の金を借りて返済していないこと。

 

 

なぜあの人は血が繋がっているというだけで、

無下にしてきた私をここまで信用しているのか。

 

 

まぁ無下にしてきたのは双方向にあった

事実ですから僕は悪いことをしてきたとも思ってませんが。

 

 

ただ今も精神的に本当に

嫌ってもなければ好きでもない

ただ、そういう父親という役柄の人

という認識でしかなかった私としては

この今抱いている感情に関しては

少し申し訳ないですよね。

 

 

色んな冠婚葬祭も行かなかったりしましたしね。

本当にろくな子供ではなかったはずなのですが。

 

 

それでも親ってのは遺産をどう残そうとか、

考えているんですよ。

 

 

そしてまたこの歳でまだ知識に対して

欲があるのもまたすごいなと。

 

 

自分はこの親を最後まで面倒見ようとも

思っていないし、多分家族は誰もがこのぐらいの距離感を保ち続けて、

いつか大きな問題に直面をして頭を抱えるのでしょう。

 

 

いいと思ってます。彼には償いが必要です。

それと同時にこちら側からは一定の感謝も発さなければなりませんが。

 

 

でもそれまでに彼の苦悩を少しは理解してあげなければ

あまりにも報われない人生だったんじゃないかとも思うんです。

 

 

彼と関わって自分の存在意義を肯定する

仮にこちらは何かを買ってもらう程度の下心があったとしても、

そのくらいの何かを提供しないとあんまりなんじゃないかと。

 

 

こんな平凡に歪んだ家族あまり聞いたことはないけど。

それが今の自分の根源を構成しているから本当に面白い。

 

 

話をして見ると、

自分の考え方ってこの人とそっくり。

話をしてなくても考え方って似てしまうものなんですね。

 

 

無駄な正義感、無駄に律儀、無駄に真面目、

無駄に論理的、無駄に常識からはみだせない

 

 

全部捨てたいものだけど、

全部それで助かっている。

 

 

全てを肯定して過去のものにしたい気持ちもあれば、

やっぱりそんな簡単に捨てられもしない気持ち。

 

 

全部本当なんだよなぁ。

 

 

↓最近読んで面白かった本を最大で3冊くらいまで貼り付けておこうかと思います。笑

 


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