生きるとか仕事とか自意識とか

年齢を重ね経験が増える一方で、常識や固定観念に縛られていく。日々小さな気づきで少しずつでも成長したい。自分なりの「生きる」を見つけるための道。

"感謝が薄い" "嘘くさくなる" のは『結果への感謝』しかしていないから


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感謝の習慣が、いい人生をつくる

 

感謝を伝えるのって難しかったり、

恥ずかしかったりして、

あまり口に出さないことが

多いのではないでしょうか。

 

 

かくいう私もあまり思ったことを

口に出すのは苦手なタイプです。

 

 

以前も職場の女性が髪をバッサリと

切って来たことがありました。

 

 

切ったんだなぁ・・と思いつつも、

髪切ったとかって聞くのってセクハラ・・?

などと考えている間に、

後から出社した若手の社員が、

 

『髪切ったんですね!めっちゃ似合ってますね!』

 

とさらっと言った時に、

やられた!こいつできる!多分モテる!

と思ったことを鮮明に覚えています。笑

 

 

感謝とかいい変化などポジティブなことで、

思ったことは恥ずかしいなどは度外視して

ポーンと言ってしまう方が

気持ちがいいものだと学ばせてもらいました。

 

 

 

それはさておき、

感謝を言う時に、

なぜか薄っぺらいと感じたり、

あまり感謝が伝わらない人がいます。

 

 

リアクションのトーンなども1つ

の理由でもあるかもしれませんが、

1つとても大事な要素があります。

 

 

薄っぺらいと感じる感謝というのは、

結果への感謝

しかしていないことが、

ほとんどなのです。

 

 

例えばお土産をもらいました。

「ありがとう!嬉しい!」

と言ったとしましょう。

 

 

なんかまぁ普通ですよね。

渡した側の記憶に残ることはないでしょう。

これが結果への感謝です。

 

 

ここで、考えた方がいいのは、

もらったという結果への感謝はもちろんですが、

お土産を買って来てくれたという結果に

到るまでの過程もしっかりと

考えるべきということです。

 

 

買う時にはどんなものだったら

みんなが喜んでくれるか考えて、

ただでさえ旅先では荷物が多いのに、

重い思いをしながら持って来てくれた。

 

 

そこまで思慮を巡らせると、

感謝の度合いも変わるんじゃないでしょうか。

また出てくる言葉もきっと変わります。

 

 

例えば夫婦だったら気の利いた旦那さんは

「奥さんにいつも美味しい

 料理を作ってくれてありがとう。」

と伝えるのでしょう。

言えるだけでも優秀なのでしょうが、笑

でもなんだか心がこもっていないように感じる。

 

 

これもやはり、結果への感謝だから。

 

 

奥さんが仕事をしながら家事をしているのであれば、

クタクタに疲れ切って会社を出る。

ただでさえ仕事のことで頭がいっぱいなのに、

夕食を何にするかにも頭を使う。

すぐに家に帰りたいところを、スーパーによる。

疲れているから、惣菜で済ませたいけど、

栄養の偏りを心配して野菜などをカゴに入れる。

家に帰って休みたいところを料理する。

作るだけでなく後片付けもする。

場合によっては作った

料理に文句を言われたりもする。

 

 

とまぁこんな過程がきっとあるわけです。

ここまで想定できていたら、

出てくる言葉が変わったり、

言葉の重みもきっと変わるのでしょう。

 

 

つまり相手への感謝を伝える時に、

結果への意識だけになりがちですが、

そこでちゃんと過程への思慮を巡らす。

 

 

これを習慣化することが、

『本当の感謝』への道なのです。

 

 

というかこの過程への気づきこそが、

全ての人間関係に共通する、

もっとも大事なことのような気もしています。

 

 

感謝の習慣が、いい人生をつくる

 


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