生きるとか仕事とか自意識とか

年齢を重ね経験が増える一方で、常識や固定観念に縛られていく。日々小さな気づきで少しずつでも成長したい。自分なりの「生きる」を見つけるための道。

落ち込んでいる時、心が弱っている時、憂鬱な時の対処法は『時間』?『本』?それとも・・?


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挫折、失恋、人の死

 

 

様々なことに私たちは心を折られます。

 

 

その度に私達はもがき苦しみます。

 

 

時間が解決するというのは

なんとなくわかっているのですが、

やはりその瞬間の辛さ

耐え難いものです。

 

 

昔私はそんな時に、

自己啓発本を読み漁りました。

 

 

何か即効性のある

特効薬があるのではと思い、

それっぽい題名の本をひたすら

読み漁りました。

 

 

為になることは書いてあるのですが、

その時に瞬時に気持ちを楽にしてくれる

ようなものはありませんでした。

 

 

本って抽象的だし、

大した為にならないんだなと

その時は思ってしまったんです。

 

 

そしてもがきながら時間がそれなりの

解決をしてくれてなんとか

生きてこれました。

 

 

そして今度は知を広げたくて、

本を読み始めました。

 

 

知的欲求みたいなものが

ある時ふとでてきたんです。

 

 

そこで様々な本を読み始めました。

とはいえ読書家の方からすれば、

大した量ではないのですが、

私にしては多い量です。

 

 

最初私は本に具体性を求めていました。

考え方にしても、

仕事の方法論であっても、

具体的にこうすべきみたいなものを、

求めていたんですよね。

 

 

そんな固定概念があったので、

抽象的な本って

なんか嘘くさいというか、

価値のないものと勝手に

位置付けていました。

 

 

しかし、読書の絶対数を増やしていくと、

そういう抽象なものに出会う回数が

増えていきます。

 

 

そしてある時気づくわけです。

 

 

具体性のあるものも

抽象的な考え方の土台の上に

乗っかって意味を成しているという

ことに。

 

 

表層的な具体性のある教えを

1つ学んで実行したとしても

それはその1つを実行しただけなのです。

 

 

そこには応用もなければ、

本質を見落としているんですよね。

 

 

でもそれを本質的な理解として、

自分自身の気づきとして

手に入れるのはやはり、

具体性も抽象性も絶対的な数に

触れてきたからだと思うんです。

 

 

根本的に必要な考え方っていうのは、

多分多くないはずなんです。

 

 

だから突き詰めると

多くは同じところに辿り着くんです。

 

 

要はそれを抽象的になのか、

具体的になのか。

どう伝えるかなんです。

 

 

例えばそれをある人は、

『神』と例えたり、

『宇宙』と例えたり、

『幸せ』と例えたり、

『家族』と例えたり。

 

 

これは立方体なんです。

ただ面がめちゃめちゃ多いのです。

 

 

だからある程度ピースを集めると、

意味が理解できたり。

 

 

自分に面した面についての

話だと初めて理解できたり。

 

 

そしてその考えが身についてくると、

両隣の面の意味がわかったり、

腑に落ちたりします。

 

 

そんな感じで広がっていくんですよね。

 

 

でもそれを何か起きてからだと、

ちょっと遅いんですよ。

 

 

この作業ってすごく時間が

かかるので。

 

 

だから、僕は普段から本を

読んでおくのが非常に重要だと思うんです。

 

 

自分の考え方の基盤を作っておくと、

必要な言葉や考えが

必要な時にすっと入ってくるんですよね。

 

 

 


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