私は結構無知な人間なので、
一般の人が普通知らないことなのか、
私が単純に無知で知らないのことなのかがわかりません。笑
そこで、
あまり知られていない事象として
お話しいたします。笑
■ベーシックインカムを知ったきっかけ
最近2ちゃんねるの元管理人の
ひろゆきさんが結構好きで、
よく動画なんかをみたりしているんです。
そこでしきりに出てくる言葉。
なんか言葉の響きからして格好いいのですが、
なんのことやら。
■ベーシックインカムとは
極々簡単にいうと、
生活に必要な最低限のお金を、
国民に無条件に毎月支給する仕組みです。
その代わり医療費や年金などの補助は無くなるか、
最低限になるので、
そのお金を貯めるなりして上手くやってねっていう
制度です。
これ現実に他の国でも導入されていたりする、
ちゃんとした制度みたいです。
ひろゆきさんの試算によると、
1人毎月8万くらいは貰うことができる
だろうというのです。
■ベーシックインカムのデメリット
楽でいいじゃんと単純に僕は思いました。
しかし、デメリットも存在するわけで。
一番言われているのは、
労働意欲が低下し、
ニートなどがさらに増加するのではとのことです。
でもどうなんですかね?
8万くらいじゃ本当に最低限の生活で
ギリギリ生きれるかというラインなので、
私は今働いている人と、
働いていない人の割合は変わらないように思います。
■ベーシックインカムが日本で絶対に成立しない理由
掘り下げれば様々な良し悪しがあるはずです。
しかし今の日本では絶対にベーシックインカムは
成立しないのです。
なぜか?
50歳以上の方は普通にこのまま進めば、
年金でベーシックインカム以上のお金をもらえます。
よってそんな訳の分からない制度を提唱
する候補者には投票しません。
つまりそんな制度を提唱するメリットが
政治家にはないのです。
なんか悲しくなりますよね。
この制度どうこうというより、
未来の日本を良くしようという思想が、
今の高齢者のデメリットとぶつかるかぎり、
何も成立しないなんて。
■これは我々の生きる小さなヒエラルキーにも繋がる話
例えば会社。
今その会社で大きな利益を得ているのは
基本的に社歴の長い人や、
役職者ですよね。
会社や、若い人たちが働きやすい制度を作ろうとすると、
往往にしてその利益を得ている人たちの
デメリットになるため成立しません。
世の中を良くするということは、
それによりデメリットを被る人もいるということです。
でも全体を見たときに、
いい方向に向かうのであれば、
自分の多少の利益は顧みない位の
心意気を多くの人が持たなければ、
全体としていい方向には進まないんだなぁ
ということをしみじみと感じるのでした・・